エリック・スリヴカ
ウォール・ストリート・ジャーナル紙は、アップルがサプライヤーと共同で、対角8インチ程度のディスプレイを搭載した小型iPadの開発に取り組んでいると報じている。これは現行iPadの9.7インチディスプレイよりは小さいが、それでもKindle Fireの7インチディスプレイよりは大きい。
アップルのサプライヤー数社の担当者(匿名を条件に回答)によると、カリフォルニア州クパティーノに本社を置くアップルは、画面サイズが約8インチの新型端末の画面デザインを提示し、サプライヤーの選定を進めているという。アップルの最新タブレット「iPad 2」は9.7インチ画面を搭載しており、昨年末に発売された。
関係者の1人は、小型端末の画面解像度はiPad 2と同程度になると述べている。アップルはテストパネルの供給にあたり、台湾のAUオプトロニクス社や韓国のLGディスプレー社などの画面メーカーと協力していると関係者は語った。
しかし、このレポートでは、Apple はサプライヤーと新しいデザインを継続的にテストしており、最終的には小型の iPad を市場に投入しないという決定を下す可能性があると警告している。
報道によれば、Appleはこれまで様々なサイズのタブレットを試してきたが、これまでは9.7インチディスプレイの単一フォームファクタに固執しており、スティーブ・ジョブズ氏はこのサイズがAppleの使いやすさの基準を満たすための最低限のサイズだと主張していた。
「iPad mini」についてはかなり前から噂されており、様々な画面サイズのテストが行われているとの報道もあります。多くの噂では、7.85インチのiPadが今年後半に発売される可能性があるとされています。
左が7.85インチiPad、右が9.7インチ(現行)iPadのモックアップ
昨年12月に、このサイズでデバイスがどのように見え、手にフィットするかを示すモックアップと「実寸大」のPDFを公開しました。印刷可能なPDFには、ホーム画面(6MB)とキーボード(18MB)のビューに加え、現行のiPadで確認できる実寸大の画像も含まれています。
現行iPadの解像度を小さな画面に押し込めば、デバイス上のインターフェース要素のサイズも縮小されます。実際、Appleは現行iPadの1024x768解像度を小型iPadに移行し、現行のiPadアプリを新型iPadで「そのまま使える」ようにする計画があると報じられています。「iPad mini」のモックアップを使ったテストでは、インターフェース要素は小型化されても問題なく使用できることが示唆されています。
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