Gatekeeper は OS X 10.7.3 にすでに存在し、開発者テストに利用可能

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Gatekeeper は OS X 10.7.3 にすでに存在し、開発者テストに利用可能

エリック・スリヴカ

開発者がOS X 10.8 Mountain Lionに搭載されるAppleの新しいGatekeeper機能への対応を迫られている中、Appleは、この機能が既にOS X 10.7.3に組み込まれているものの、デフォルトでは非表示になっていることを明らかにしました。Appleは開発者に対し、OS X 10.7.3でコマンドラインからGatekeeperを有効化し、機能をテストできると案内しています。

Mac OS Xユーザーはまもなく、Mac OS Xの新しいセキュリティ機能であるGatekeeperを有効にするオプションを利用できるようになります。Gatekeeperを有効にすると、システムは追加の安全対策として、開発者IDで署名されていない新規ダウンロードアプリケーションをユーザーが開けないようにブロックします。このシナリオでは、同じユーザーが開発者IDで署名されたダウンロード済みアプリケーションを簡単に起動できてしまいます。

Mac OS X v10.7.3では、Gatekeeperはデフォルトで有効になっていません。テスト目的で、新しいMac OS Xシステムポリシー制御コマンドラインツールspctl(8)を使用してGatekeeperを有効にすることができます。

ターミナルで「sudo spctl --enable」コマンドを実行すると、OS X 10.7.3でGatekeeperが有効になります。「enable」を「disable」に置き換えることで無効にできます。システムが有効になった後、開発者はGatekeeperが稼働するシステム上でアプリケーションがどのように動作するかをテストできます。

門番のライオン
OS X 10.7.3 で Gatekeeper が有効になっている場合の署名なしアプリケーションのダウンロードに関する警告

開発者が新しいDeveloper-ID機能を統合したアプリケーションのアップデート版の配布をまだ開始していないため、一般ユーザーがLionシステムでGatekeeperを有効化する必要性は現時点ではほとんどないでしょう。しかし、OS X 10.7.3にGatekeeperが搭載されたことは、開発者が新しいプログラムでアプリケーションをテストする上で役立つ興味深い情報であり、Developer-IDをサポートする新しいXcode 4.3にOS X 10.7.3が必要な理由も説明できます。

Apple が Gatekeeper を早急に実装したいという意欲のもう一つの表れとして、Panic の Cabel Sasser 氏は、Apple が先週、特定の開発者に連絡を取り、この機能についてさらに学ぶよう勧めたと指摘している。

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